【2026年】第119回歯科医師国家試験の解説 C13

第119回薬剤師国家試験で特徴的だった問題をピックアップして紹介していきます。

問題文

問C13

矯正歯科治療での歯の移動に影響を及ぼすのはどれか。1つ選べ。
a アセトアミノフェン
b アンピシリン水和物
c ジフェンヒドラミン塩酸塩
d クロルフェニラミンマレイン酸塩
e ロキソプロフェンナトリウム水和物

正答

e

解説

矯正治療で歯が移動する原理といえば骨リモデリング、骨リモデリングに影響するといえばステロイド、ステロイドと近い作用をもつといえばNSAIDsという考えができれば正答を選択できたでしょう。d以外は当然のように知っていてほしい薬です。dをクロラムフェニコールだと思い、骨髄抑制の副作用を想起した方もいるかもしれませんが、MRONJの治療など抗菌薬は基本的に骨リモデリングに直接的な害を及ばさないイメージがあると良かったでしょう。クロラムフェニコールと悪性貧血はよく関連付けておきましょう。ぱっと見選べないが考えると絞れる良問です。
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