歯科医師国試予備校はいつから通う?6年生・既卒生別の開始時期

歯科医師国試|予備校はいつから?

歯科医師国試予備校を検討する時期は、特定の月だけで決めず、模試・大学の試験・日々の演習で課題が見えたときを目安にしましょう。

相談する時期と、実際に授業を始める時期は分けて考えられます。

「6年生になってからでよいか」「卒業試験が終わってからでは遅いか」「既卒になったらすぐ入校すべきか」。必要な準備は、現在の学力、大学の日程、自習で改善できる範囲によって異なります。

この記事では、一律に早期入校を勧めるのではなく、相談時に整理する情報と、残り期間に応じた対策の考え方を紹介します。

この記事の要点

  • 成績や演習から課題が分かった段階で、相談を始める。
  • 受講の開始と回数は、復習に使える時間も含めて検討する。
  • 6年生は大学の日程と受験資格、既卒生は前回の失点と生活の予定を共有する。

第120回歯科医師国家試験の主な日程(厚生労働省 令和8年7月1日公示)

  • 出願期間:2026年11月2日(月)〜11月30日(月)(郵送は同日消印有効)
  • 試験日:2027年1月30日(土)・31日(日)
  • 合格発表:2027年3月16日(火)午後2時

出典:厚生労働省「歯科医師国家試験の施行について」。2026年10月20日時点の情報です。

「いつから」を決める前に確認したい3つのこと

まず、①何ができていないか、②次の試験まで何が必要か、③自分で進められるかを整理します。漠然とした不安と、実際に対策が必要な課題を分けることが出発点です。

模試の順位だけでなく、基準に届きにくい区分(領域A・領域B・必修)、苦手分野、解説を閉じると説明できない問題を確認してください。予定していた復習に着手できないなど、実行面の課題も相談材料になります。

  • 直近の模試・大学試験の成績と、気になった問題。
  • 大学の試験・実習の日程と、受験予定回。
  • 使用教材、1週間に使える自習時間、希望する予算。

6年生・既卒生別の開始時期の考え方

学年や時期だけで、全範囲の授業が必要と決まるわけではありません。大学の指導と自習で進められている方は、その取り組みを続けながら、必要な支援だけを検討する方法もあります。

現在の状況 相談のきっかけ 開始前に整理すること
6年生・大学の学習と並行 苦手が残る、模試の失点原因が分からない 大学・実習・卒業試験の予定と、国試対策が重なる範囲。
卒業試験が不安な現役生 大学の試験で基準に届かない、再試等がある 卒業に必要な要件、直近の試験範囲と国試準備の配分。
既卒生・再受験生 前回と同じ方法でよいか判断できない 前回得点、最近の演習、前年から変える行動。
直前期に相談する方 特定分野の失点や時間配分が改善しない 残り期間で扱う範囲と、維持する学習・復習の時間。

既卒生の場合、第119回(2026年実施)の合格率は新卒者80.2%に対し既卒者27.8%でした(厚生労働省発表の数値から算出。既卒者は受験者988人中275人が合格)。開始時期よりも、前年から何を変えるかを先に決めることが重要です。詳しくは歯科医師国試に落ちたら|既卒生の再受験ガイドをご覧ください。

卒業試験が終わるまで待つべきか

卒業試験後の予定だけでなく、それ以前に国試へつながる学習を進められるかを考えましょう。大学教材で扱う論点を国試の問題で確認するなど、重なる内容を活用する方法があります。

卒業試験の直前は、大学から示された要件と範囲を踏まえて配分を調整します。「卒試だけ」「国試だけ」と一律に分けず、現在の成績と残り日程を指導者と確認してください。

卒業試験と歯科医師国試を両立する勉強法

春・夏・秋以降では、相談する内容が変わる

時間に比較的余裕がある段階では、広い範囲の理解と学習習慣を確認し、教材と演習の進め方を整えます。夏から秋は、模試や大学試験の結果を使い、補強する分野と既習範囲の復習を組み直します。

秋以降に相談する場合は、講義を増やせる量より、復習まで実行できる量を確認してください。11月には出願期間があり、1月末が試験本番です。試験が近いほど、課題を見つけるだけでなく、何を維持し、何を優先し、何を今は増やさないかを選ぶ必要があります。

開始月だけで合否は決まりません。直前期でも個別相談はできますが、全範囲を一からやり直せるとは限らないため、残り期間と課題から受講内容を検討します。

相談から受講開始までの手順

入校の手続きだけを急がず、授業後に取り組む内容まで具体的にしておくと、受講を始めた後の予定を組みやすくなります。

  1. 成績・試験日程・教材を整理する。
  2. 自習で改善する課題と、人に確認したい課題を分ける。
  3. 体験授業で、説明・質問・解答の確認方法を確かめる。
  4. 授業と復習を入れた時間割、総額、担当体制を確認する。
  5. 受講後の確認時期を決め、課題や回数を見直す。

開始時期を相談する場面の例

説明用の架空例

受験生:秋からでは、授業をたくさん受けないと間に合わないでしょうか。

相談担当:まず模試と大学の予定を見て、どこを補強する必要があるか確認しましょう。

受験生:補綴が苦手で、卒業試験の準備も残っています。

相談担当:重なる内容を整理し、授業と自習で何を扱うか、復習できる量で検討しましょう。

受験の手続きと、受講開始は別に確認する

予備校への相談や入校をしても、国家試験の出願が済むわけではありません。受験資格・出願期間・必要書類は、大学や厚生労働省の案内で確認してください。

第120回の施行案内では、出願書類の受付期間は2026年11月2日~11月30日、試験日は2027年1月30日・31日、合格発表は2027年3月16日です。受験手数料は18,900円です。具体的な提出方法と必要書類は、厚生労働省:歯科医師国家試験の施行についてで確認しましょう。

受験資格の補足:第120回から、大学卒業者の受験資格に共用試験の合格が加わりました。施行案内では、2026年4月1日より前に卒業した方は、この規定にかかわらず受験できるとされています。現役6年生は該当するため、自分の状況を施行案内の原文と大学の案内で確認してください。

CESへの相談で確認できること

CES歯科医師国試予備校では、現役生・既卒生の状況に応じて、歯科医師・専門講師による完全マンツーマン授業と学習管理の進め方を相談できます。福岡校(地下鉄空港線「赤坂駅」から徒歩2分)での通学と、全国からの双方向オンライン受講に対応しています。受講日時は担当講師と相談し、開講時間内で決められます。

既卒生向けの通年コースは年度途中からの入校にも対応しており、週2〜4コマ程度で受講する方が多くなっています。国試まで半年程度の時期からは半期コースも選べます。国家試験対策コースの授業料は1コマ90分33,000円(税込)です。入学金は大学現役生55,000円、既卒生は通年コース110,000円・半期コース55,000円で、教材費は実費です(2026年10月20日時点)。

模試の成績、大学の試験予定、現在の教材、受講できる時間を伺い、必要な対策をご提案します。無料体験授業は福岡校・オンラインのどちらでも受けられます。

よくある質問

6年生になってから予備校を検討してもよいですか?

はい。現在の成績と大学の予定を整理して相談できます。6年生という学年だけで、開始すべき時期や必要な授業回数は決まりません。

既卒生は結果発表後すぐ入校した方がよいですか?

まず前回の結果と、学習・生活の課題を整理します。早めに相談しても、授業の開始日や回数は、必要な準備と時間割を確認して検討できます。CESの既卒生向け通年コースは、年度途中からの入校にも対応しています。

直前期からでも相談できますか?

相談できます。残り期間で補強する範囲と、続ける復習を整理し、実行できる受講内容を検討します。短期間の受講による結果を保証するものではありません。

1科目の苦手だけでも相談できますか?

はい。苦手分野を中心に相談できます。関連する基礎にも課題があるかを確認し、必要な指導を検討します。

相談時に何を用意すればよいですか?

模試・大学試験の成績、試験日程、使用教材があると具体的に整理できます。資料がそろわなくても、分かる範囲で状況をお知らせください。

確認テスト

Q1.全員、同じ月に予備校を始めるべきでしょうか?

現在の課題と残り期間、大学や生活の予定から個別に検討します。

Q2.予備校への入校と国家試験の出願は同じ手続きですか?

別の手続きです。出願は公式案内に従って確認してください。第120回の出願期間は2026年11月2日〜30日です。

まとめ・相談

歯科医師国試予備校をいつから利用するかは、学年や月だけでなく、現在の失点と自習の状況から考えましょう。相談で課題を整理し、体験授業・時間割・費用を確認して、必要な対策から始めることが大切です。

今の時期に必要な対策を、個別に相談する

現在の成績、教材、試験までの予定、ご希望を分かる範囲でお知らせください。必要な指導と学習管理について、一緒に整理します。保護者からの相談も受け付けています。

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